子規句集 (岩波文庫)

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初めて子規の作品を読みました
子規の句を読んで
発売日:1993-04
ランキング:116248位

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「子規句集 (岩波文庫)」のレビュー・感想

【初めて子規の作品を読みました】
子規の本を読んだのは初めてです。昔は文学をやっていたのに、情けない。。。
芭蕉、蕪村、子規の句集まで読んできたけれど、この本なら子規初心者でも
読めると思います。なにか切迫したような、つましさを感じました。
一筋縄ではいかない芭蕉、明るい色調の蕪村でしたが、子規は孤独で
なにかを見据えたようだったのが、第一印象です。
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【子規の句を読んで】
子規の句は、色あせない。
句の中に閉じ込められた情景は、開いた瞬間、五官に訴え、色彩が、風景が立ち上がる。
そこにあるのは、子規がその目で見た視線であり、一瞬に凝結する味わいだ。

子規の句がなぜ生き続けるのかという、もうひとつの理由は、その情報量だと思う。
俳諧の「侘び」「寂び」が、哀愁か、それとも諦観なのか、現代のわれわれにはよくわからない。
子規の句はある意味で“気づく”という行為の集大成だが、それで終わらないのは、この世界を「見る」ことに対する、文字通り、...