群盗 (岩波文庫)
「群盗 (岩波文庫)」のレビュー・感想

【熱くなる一冊】
読んでいると訳も無く体がカッカする作品がありますが、この「群盗」もその一つです。
きっとシラーの熱さが読者に伝わるからでしょう。作中の台詞はキラキラしていて眩しいくらいです。
「人間とは!人間とは!唇には接吻を、しかも胸には、短刀を、か」痺れますな。
劇もスピード感があって一気に読めます。
おすすめです。
看護師の求人も
常勤の医師 求人も
薬剤師募集も全部ここでOK、
ヨガ教室、
パワーストーン

【悲劇。】
『兄から父への手紙』を利用し、
始まった弟の陰謀。
それをキッカケとして、
主人公カアル、恋人、父親の人生は、
悲劇の方向へ向かうことに…。
カアルは盗賊の隊長となることを決意し、
物語は悲劇へと向かっていきます。
中盤までは、
とても熱中して読みました。
盗賊たちがかっこよく、
まさに“痛快”という言葉がぴったりな内容でした。
(残念ながら途中までですが・・・)
読み終えて、
少しモヤモヤとした気分...

【シュトルム・ウント・グラントの掲げた旗】
若者の仕事とは何か、無力で、金も無く、力も無い。若者には何もない。いつの時代だって時代は閉塞し、法は常に弱者の槍ではなく、強者がすべてを押さえつける万力であり、政府は富める者を富める者に留める以外の事ををしない。若者に唯一できるのは現代に絶望することだけなのだ、絶望は破滅を求める、殺しを、罪を、怒りを、憎悪を、戦争を死をがむしゃらに求めていくしかない。シラーの描いた若者のための戯曲。ヴィクトル・ユゴーのレス・ミゼラブルの革命家たちのモチーフであり、彼自身の小説に対する信念「優れた小説とは常に...

【若書きだそうで】
後世の文学作品で好意的に引かれることの多い戯曲なので気になっていた。やっと読むことができたわけだが、期待に外れない作品だったとは言える。解説にシェイクスピアに学ぶところ大、と書いてあったせいか、シェイクスピアの影響、ことにいわゆる四大悲劇の影響が目に付く。シェイクスピアと比較しながら読んでしまったので、途中で少々冗長かと思える箇所もあったのだが、最後はシラーのオリジナリティを発揮して、見事に終えている。悪人を描くに、ぎこちなさ、さらに言えばつたなさが目に付くのは、やはりシラーの限界か。頑張っ...
Amazonで詳細を見る!