封神演義(中) (講談社文庫)
「封神演義(中) (講談社文庫)」のレビュー・感想

【仙道大集合】
中巻では、西岐の姫昌の息子・姫発が、周の武王として殷を倒すために朝歌に向けて進軍します。
仙道側の戦いは、太公望とその仲間たち・十二大仙 VS 朝歌(王朝)軍の太師聞仲+四聖+魔家四将+十天君が激突。
その他大勢の仙道が入り乱れて、これでもかこれでもかと凄いキャラクターがわんさか出てきます。
いろんな趣向をこらした宝貝・パオペエ(兵器)も出てきて戦いを盛り上げます。
仙道対決が楽しい真中の2巻目です。
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【痛快!SFの傑作】
上巻は、殷の紂王が妲己に篭絡され、商周革命の機運が盛り上がるまで。中巻は、周の武王が太公望を擁して、朝歌(王朝)軍の太師聞仲と激烈な戦いを繰り広げる様子。下巻は、孟津に会した武王と諸候が、紂王を討伐するまで。…を主に描いています。
この中巻は、ほとんどが戦闘場面を描いており、幾多の仙人・道士・妖怪が入り乱れて激烈な戦いを繰り広げます。この物語の中で一番面白い部分と言えるでしょう。

【指輪物語を凌ぐファンタジーはこれだけ】
翻訳の妙はともかくとして、指輪物語を凌げるファンタジーは世界中探してもこの作品しかないと思います。J.R.Rトールキンの原作を25年前読み、今でも初版で持っていますが今ほどのブレイクでないにしろいつかこの作品は有名になると確信していました。でもこの作品は伝奇的ではありますがそのストーリーとイマジネーションは指輪物語をはるかに凌いでいます。この作品が今の指輪物語のように大々的に映画化される日がいつかくると思います。
四不象を持って映画館で見たい作品ですね。(●^O^●)

【仙人上層部参戦】
上・中・下の中で一番面白いです。主人公である羌子牙と同格の十二大弟子
や金鰲幹部も参戦して秘密兵器が飛び交う一番の(?)盛り上がり所です。天才道士や宝貝人間の師がいる十二大弟子はとても強く冷静で、一番好きなキャラです(個人的に)。
崑崙山と金鰲の両幹部が激突する大戦は読み応えがあってオススメです。
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