死ねばいいのに
「死ねばいいのに」のレビュー・感想

【流石の一言】
一人のフリーターの男性が、4回しかあったことのない、何者かに殺された知人女性
の人となりを調べるため、彼女の友人知人・家族に話を聞きに行く話
こう書くと何の事ちゃ?と思う。そう、なんのこっちゃいなのだ。
彼女(アサミさん)の話をしたいのだけど、結局その関係者の話がメインになってくる。
今の現代人が抱えてる様々な、愚痴、不幸を、主人公の男性(ケンヤ)にぶつけ、
学識も常識も無いはずのケンヤが、カウンセラーのように、彼らをメッタキリ斬りし救って行く。
この辺の...
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【装丁とタイトルに魅かれたが・・・】
正直、期待はずれ。
愚直なまでにまっすぐに生きてみると、
この「男」のように他者の勝手な言い分がすべて「おかしい」=「死ぬしかないんじゃないか」
となるかもしれないのだが、この「男」の言い分をまともに聞くと、
やはり「死」を軽視した論法に帰結うるようなしないような・・・
結局何をいいたいかわからず、???な本。

【何度見てもタイトルは衝撃的。】
亜佐美と言う女の子が殺され、主人公の若者・渡来が、
その関係者に話を聞いていくというストーリー。
この主人公の行動も謎だし、言いたいことも謎で、
どうもよく分からないままに読んでいったという印象です。
この若者特有の話し方が、最初はちょっと新鮮で面白いと思ったのですが、
だんだんと鼻について、正直後半はきつかったです。
多分、そこも作者の狙いではあったと思います。
5話まで雑誌に連載され、最終章の6話は書き下ろしで、
一見付け足しに思えると...

【みんなアサミのことが好きだったのに】
各章は被害者の関係者が一人称で語る形式を取り、すべて準ひきこもりの若者が何者かに殺された知り合いの女性アサミについて尋ねる対話で構成されています。
徐々に浮かび上がる被害者像。そして暴かれる関係者らが覆い隠していた秘密。ときにそれは彼ら自身が思いもよらなかったアサミの姿であったり、自らの姿であることも。
若者は対人スキルに欠けた、一見非常識で傍若無人なDQNのようですが、関係者達が口を揃えたように「馬鹿にされて辛い(認めて欲しい)」「自分は悪くない(相手が悪い...
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