時生 (講談社文庫)
「時生 (講談社文庫)」のレビュー・感想

【東野圭吾バンザイ】
最近の『さまよう刃』から入った圭吾ファンです。
立て続けに読んでいますがどれもすばらしい本ばかりですが、
この『時生』がナンバー1でしょう。何でこんなすばらしいストーリーを書けるのか信じられません。
泣けました。最後の父親のセルフには参った。読み終わってもう1ヶ月が経とうとしていますが、
いまだに感動が忘れられません。私の人生で間違いなく忘れられない1冊になるでしょう。
きっと後3回は読み直すでしょう。『東野圭吾』を知らない人がいたらまず、この本を読んでファンになってく...

【ミステリーとは言い難いけれど…】
読み終えた後、切ない気持ちと温かい気持ちが入り混じり、やっぱり東野さんはニクいなぁと感じながらも涙がこぼれてしまった作品でした。
人としても男としてもダメダメだった拓実と、父である拓実に会いに未来からやってきた息子のトキオ。
二人のかみ合っているようないないようなやり取りも笑えました。竹美やイシハラなど個性のある脇役たちも、作品の良さを高めていると思います。
行方不明になった恋人を探し出す過程で起こるさまざまな事件には、多少のサスペンス的要素も含まれていま...

【最高の名言!!】
『明日だけが未来じゃない』
この言葉がものすごく心に響きました。
自分にとって大切な人を通して、生きているんだという実感さえあれば
心の中に未来を感じることができるし、それだけで幸せになれる。
まさしくその通りだと思います。心にグッときました。
でも、もし自分がトキオの立場だったら、両親に産んでくれたことに
感謝して、短い人生だとしても父母のおかげで未来を感じながら幸せに生きることが
できたと胸を張って言えるだろうか。
反対...
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