射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1) (徳間文庫)
「射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1) (徳間文庫)」のレビュー・感想

【生涯一度は読むべしこの武狭小説】
武狭小説とはあまり馴染みのないものと思っている貴方。
実は日本人にとっては深い関係があります。常に正しい行いや友情や義理人情を善しとする義侠心。現代の我々が失いつつある何かを思い出させてくれます。
一言では語り尽くせませんが、カンフーやチャンバラ時代劇が好きな方々はハマります。
武術を糧にして登りつめる熱き男達 の物語。様々な武術や武術家、武器や必殺技が登場します。天下無敵の降龍十八掌とは?
読み始めたら虜になること間違いなしです。中国の武狭小説数多しといえどもこの作品が本命で...
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【永遠のカップル・・・郭靖と黄蓉】
金庸と言わず、あらゆる武侠小説全体の代表作として一冊挙げるとしたらこの話でしょうね。「武功(技)」の充実と多彩さ、歴史的題材を取り入れた壮大な構成、人間が良く描けており、存分に感情移入が出来る事...、何処から見ても一級品です。
何よりも主人公の郭靖と黄蓉のカップルが、素晴らしく魅力的に書けています。少々鈍いけれども強く真直ぐな性格の郭靖が、辛酸を舐め、時に大冒険をしながら強くなって行く過程では誰もが手に汗を握り応援しますし、普通なら嫌味なほどの、目から鼻に抜ける才女の黄蓉が、郭靖を思...

【再三、映画化ドラマ化された傑作がついに文庫本に!】
中華圏で圧倒的な支持を得て映画化もされている娯楽大作です。最近では李亜鵬+周迅主演でドラマ化され日本でも放映されましたが、おそらくその人気を受けて文庫化されたのでしょう。ドラマは原作に相当忠実に作られましたがそれでもこれを読んで初めて訳がわかった所が幾つかあります。
登場人物がクセ者揃いで、悪人は悪人で魅力があるのが作者の特徴かな。肝心の主人公が第1巻の幼少時には「こんなんでええんかい」と言うほど愚鈍に描かれているのはご愛嬌です。
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