カッコウの卵は誰のもの
「カッコウの卵は誰のもの」のレビュー・感想

【いやいやいや】
読みはじめ、ああ、やっぱり最近の東野さんは地の文を省いて、ほとんど会話文だけでどんどん話を進めていってしまうのだな。寂しいけれど、今の読者にはそのほうが合ってるのかなあ、なんて思ったりしましたが、最後のほうに来て、うーん、です。中盤ぐらいまでは、雑ではあっても、ストーリーが面白くて、けっこう引き込まれたんですけどね、最後のほうになってこういう処理をされてしまうと、どうしても、手抜き、という言葉が頭に浮かんでしまいます。私の東野ブームは終わったかな。
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【動機が矛盾してる!】
犯人は確かに意外な人物でしたが、
なぜ、犯人が主人公の女の子を怪我させようと狙ったのか?
動機が非常に曖昧なのが気になりました。
確かに結末がとっても気になるので、一気に読み進みましたが、
結末がえっ!て感じで、よく考えるとおかしいし、ちょっと雑な
感じがしました。
東野圭吾さんの本は当たり外れが結構激しいのですが、
この本は外れの部類だと思いました。
やっつけ仕事っぽく、取材とかにも厚みが感じられませんでした。

【ちょっと物足りないかな?】
東野圭吾の作品は、全て読んでいます。その中で、この作品は、中の下と言う感じです。おそらく、他の作品を知らなければ、5つ星かもしれませんが、ファンの要求と言うの厳しいものです。意外性に欠ける感じですね。登場人物の描写も薄い気がします。倍の厚さでもっと作りこんだほうがよかったのでは、と思います。

【結末は途中で考えるのかな?】
東野氏がどこかの雑誌に、犯人は書いてる途中で決めると言ってなかっただろうか。
記憶違いかも知れないが、この作品も登場人物の中から適当にこじつけて、
決着とつけたような感じ。
「流星の絆」もエーと驚く犯人だった。
ここまで引っ張って、結局何を言いたいんだろうと思う。
正直読者は、東野氏の手法にそろそろ飽きるんじゃないだろうか。
「新参者」あたりから、もういいなと感じてきている。
限界かな。
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