ジェネラル・ルージュの凱旋
「ジェネラル・ルージュの凱旋」のレビュー・感想

【医療で金儲けをしろと総務省はいう。それでいいのか?】
今回のテーマは、医療経済。赤字を垂れ流す医療に政府は医療費削減を断行し、総務省は黒字化できない施設は民営化しろと言った。民営化とはなにか?民間企業の理念は利益の追求、金儲けだ。つまり、医療で金儲けしろということだ。ならば、不採算部門である救急医療や小児科、産婦人科はなくなることになる。でなければかかる費用以上に患者に請求しなければ成り立たない。医療はライフラインではないのか?警察や消防や自衛隊に金儲けしろというヒトがいるだろうか?官僚や政治家などの金持ちたちは東京のど真ん中で金持ち専用の私立...

【田口先生もがんばった】
利益を追求する病院経営と、利益を度外視し患者を救う救急医療のギャップの
問題点をモチーフにした小説です。
どこまでも斜に構える速水先生はかなりかっこいい。
企業との癒着など、なりふり構わず医療現場を守る姿は、
あながちフィクションとはいえないのではないかと思いました。
本作はナイチンゲール〜と並行したお話です。
前作では今一存在感がなかった田口先生ですが、
本作とあわせるとまさに八面六臂の活躍だったのだなと思いなおしました。

【本作、シリーズ最高傑作の呼び声は(おいらのなかで)高い】
「チーム・バチスタの栄光」で楽しませてくれて、「ナイチンゲールの沈黙」でがっかりさせてくれたメディカル・エンターテインメントと銘打たれたシリーズの第3弾(宝島社から出版されたものとして)。
不定愁訴外来の万年講師にして、リスクマネジメント委員会委員長の田口のもとに届けられた怪文書。その内容は救命救急センター部長速水の、特定業者との癒着を告発する内容だった。
この物語、実は前作の「ナイチンゲール―」と平行に進む話になっている。あのときのこういうセリフが、「こういう意...

【最高です】
映画→ナイチンゲール→ジェネラル→バチスタの順で読みました。
ナイチンゲールがいまいちでしたが、田口先生が魅力的だったのと
映画のジェネラル役の堺雅人さんが好きなので読んでみたところ、
時間を忘れてのめり込みました。(ジェネラルの映画は見ておりません)
ジェネラル=堺雅人で読んでしまったので気持ちの入り方が多少おかしかったかもしれませんが、こんな人がいたら本当に神に見えてしまうかもしれません。
他の作品と比較してもダントツ面白いと思います。
しいて言えばジェネラルがか...
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